私が大好きなスニーカーは、マイナーだったり人とは被らないブランドのシューズたちです。
私にはなかなか手が出ませんが5万円以上の高級スニーカーもたまにチェックしています。どれもすぐには買えない額なので、羨望と憧れを胸に徹底的に調べるため、結果として、情報量はすぐに買える人達よりも多いと思います笑
今回はそんなカドヤがオススメする”ダットスニーカー”について書きたいと思います。
「ダットスニーカー」とは?
英語にすると「Dad sneakers」。まさに文字通り「お父さんの靴」です。つまり、休日にお父さんが履いていそうな、幅広でモッサリとしたデザインのスニーカー全体のことを指します。さらにファッションっぽく言い方を変えると「ボリュームがあるレトロスニーカー」と行った感じでしょうか。
このような靴がどのようにして生まれたかというと、ハイブランドがファッションショーやランウェイでゴテゴテしてもっさりしたスニーカーを使い始めたことがダットスニーカーの始まりだと言われています。
過去、基本的に「ダサい」と蔑まされてきた”お父さん”というポジションが、今や世界を巻き込んだ人気ジャンルになっているのですから、ファッション業界は摩訶不思議(←褒め言葉)ですね。
なんで流行ってるの?
”えっ?!なんでそんなの”ダサそう”なのが流行ってるの??”
その疑問はごもっともだと思います。
もともとナイキの復刻版エアーフォースなどを中心に、ボリュームのあるスニーカーの人気が出てきた雰囲気の中、なんかもっさりしててパッと見はダサいけど、よくよく見るとカッコいい”ダットスニーカー”に、スニーカーフリーク(スニーカー愛好家)達は急激に心を打たれました。
それに加え、世間一般的にユニクロなどを中心とした「普通」で「シンプル重視」のノームコアなファッションが大人気なので、それと差別化したいファッション感度の高い人たちが逆に総柄の服やゴテゴテした靴を履き出したという経緯も、ダットスニーカー人気を応援した形になりました。
おすすめダットスニーカー10選
カドヤがいますぐ欲しい「ダットスニーカー」のブランドを10選をご紹介します。
BALENCIAGA(バレンシアガ)
公式サイト:https://www.balenciaga.com/jp
「ダットスニーカー」の火付け役かつ、ダットスニーカー界隈のTOP人気を誇るブランドです。画像にもある「トリプルS」からダットスニーカーの快進撃は始まりました。このトリプルSというシューズは違う種類のアウトソールを3種類重ねて作られた変わったシューズで、一目で”もっさり感”が伝わるのが逆に良いのです。現在は人気に比例してカラー・派生デザインが増えてきたので、高額な値段もあいまって、他人と被ることはほとんどないと思いますよ。
Raf Simons(ラフシモンズ)
公式サイト:https://rafsimons.com
アディダスとよくコラボする「ラフシモンズ」はベルギー人デザイナーのラフ・シモンズさんが設立したブランドで、こちらのダットスニーカーもすごくカッコいいです。
Louis Vuitton(ルイ ヴィトン)
公式サイト:https://jp.louisvuitton.com/jpn-jp/homepage
言わずと知れたぜレブ御用達ハイブランドです。ルイヴィトンでは財布やバッグだけでなく、革靴やスニーカーなどのシューズもラインナップされています。その中で、登場したダットスニーカーがソールの形が奇抜でカッコいい感じです。
Gucci(グッチ)
公式サイト:https://www.gucci.com/jp/ja/
こちらも言わずと知れた高級ブランドです。ダットスニーカーの中でも”綺麗なお父さん”な感じがするシューズをラインナップしています。個人的にはハイブランドの中でも好きなブランドなので欲しいとは思いつつ、やっぱり値段もハイ↑なので、私には厳しいかなー笑。
Eytys(エイティーズ)
公式サイト:https://eytys.com
「Eytys」は2013年にスウェーデンはストックホルムでデビューしたまだまだ新興のスニーカーブランドです。欧州系のスニーカーが好きな私としては北欧デザインのシューズは見逃せません。こちらのダットシューズもなかなかのもっさり、ずっしりした感じでカッコいいです。
FILA(フィラ)
公式サイト:https://www.fila.jp
もとはイタリア発祥の総合スポーツウェアブランドです。その後、所有権がアメリカに行ったり、韓国に行ったりしているブランドですが、お値段もお手頃な上に製品作りはしっかりマネイジメントされているので、安心して購入できるブランドです。もともとテニスシューズやバスケットシューズが少しボリュームがあるデザインだったのですが、ダットスニーカーブームを受けてさらにボリュームを出したシューズを販売しています。
NIKE(ナイキ)
公式サイト:https://www.nike.com/jp/ja_jp/
言わずと知れたスニーカー業界の王様です。ダットスニーカー感は少し薄く感じますが、90年代スニーカーの復刻版(エアマックス97とか)あたりはお父さん世代も知っているし、実際に若かりし頃に履いていたシューズですので、ある意味ダットスニーカーです。
adidas(アディダス)
公式サイト:https://shop.adidas.jp
こちらもスニーカー業界の大御所です。オシャレでボリュームのあるダットスニーカーを次々と発売しています。最近のアディダスのスニーカーはファッション感度がすごく高い印象があります。「スタンスミス」「ウルトラブースト」の人気は記憶に新しいです(継続中かな?)アディダスのダットスニーカーもそれらに続いて大ヒットになるかもしれません。
New Balance(ニューバランス)
公式サイト:https://shop.newbalance.jp/shop/
若者から高齢者まで老若男女で幅広くが履かれている靴といえば、ニューバランスぐらいではないでしょうか?最近は「990シリーズ」の人気が再燃していて、こちらもダットスニーカー感といいますか、お父さんが履いていそうな感じは満載です。どんなに時代が過ぎようとも、靴の基本的な部分である「履きやすさ」「丈夫さ」にやはり誰もが魅かれるのだと思います。
PUMA(プーマ)
公式サイト:https://jp.puma.com
ドイツ発祥ブランドのライバル「アディダス」に負けじと、素晴らしいダットスニーカーを発売しています。デザイン・カラーリングが逆に近未来的に見えますね。
まとめ
ダットスニーカーの人気は続きそうなので、各所まだまだ新作を今後出してくるかもしれません。中にはなかなか値段が高くて手が出せないものもありますが、それでこそ”お父さんが履いてそうな靴”だと思います。
ではでは。