こんにちは、カドヤです。
バイク乗りの言う「イタ車」と言えば、「イタ車=イタリアメーカーのバイク車両」のことですよね。
イタリアといえば、DUCATI(ドゥカティ)、Aprilia(アプリリア)、Moto Guzzi(モト・グッツィ)、MV Agusta(MVアグスタ)などの有名なバイクメーカーが群雄割拠している国です。
日本の国内4大メーカーにはない、ヨーロッパらしいオシャレなデザインと、イタ車特有の”色気”がある車両がたくさんあります。今回はカドヤが欲しい”イタ車”について書こうと思います。
イタ車は壊れやすい?
イタリアメーカーのバイクはよく「壊れやすい」と言われ敬遠されがちです。確かに口コミを見る限り、国産4大メーカー(ホンダ、ヤマハ、カワサキ、スズキ)よりも”圧倒的に壊れやすい”みたいですね。
しかし、口コミを追っていると、イタ車が壊れるといっている人は、国産4大メーカーの”ノーメンテナンス”で乗れるバイクに慣れ親しんでいる人が多いように感じました。
そもそも、イタリアと日本では機械に対する考え方が違います。イタリアでは車も、機械も、家も、文化遺産も「直しながら使う」が当たり前のことなのです。
日本人の感覚としては、自分の命を預けるバイクですから、壊れる前提のバイクはいかがなものかと思います。でも、イタリア人から言わせれば、自分でメンテナンスしたり修理できないバイクに命を預けるなんてナンセンスだと言われるかも知れませんね。
それに、最近は徐々にイタ車も壊れにくくなってきているらしいですよ。
それでも、やっぱり国産に比べると壊れやすいみたいですが笑。
逆に「お得」かも!
でも、逆に考えてみてください。
多くの人に敬遠されていると言うことは、つまり「人気がない」車両ということ…。
それはつまり、「需要が少ない」→→→「中古車両が安い」ということです!!
甲斐性なしの私には、ぴったりの条件です。
所有欲・デザイン・乗り心地を同時に満たしつつ、安い乗り出し価格でイタ車に乗れるはずです!
もともと輸入車であるイタ車は、新車購入価格が高いので巷ではあまり見かけないマイナーな車両が多いですし、国産車やハーレーのようにやたらと人と被る心配もありません!
(購入後の維持費や修理費はとりあえず置いておきましょう。たいてい何とかなります笑)
カドヤが欲しいイタ車【TOP5】
私が選ぶ選考基準はいつも一緒!
なるべく安く買える大型バイクで、人となるべく被らず、タンデムツーリングが可能なバイクです。
今回はこれらの条件に加え、あらゆる口コミを見てまわりなるべく故障が少ないイタ車を探し出し、私の超独断かつ総合的な判断による「欲しいイタ車トップ5」をご紹介したいと思います!
私の選考基準について、詳しくはこちらの記事も読んでみてください。
では、さっそくTOP5のご紹介です!
第5位- Ducati ハイパーモータード796(中古相場:60万円~)
扱いやすいミドルサイズのハイパーモータドです。タンデムシートも十分に広く、フルパニア化しても様になります。ツアラーではなく、あくまでモータードゆえ個人的にはタンデムした状態の”見た目”はあまり好みではないですが、操作性・年式・中古価格ともにかなり狙い目の一台だと思います。扱いやすい排気量ですし、ひらひら運転できるモータードなので一人でツーリング時がとても楽しそうです。
さすがイタ車、デザインも凝っていて、純正で付いている”ハンドガードのウインカー”と”ハンドルエンドのミラー”が凄くカッコいいです。片持ちのリアタイヤもリア周りがスッキリ見えて素敵だと思います。
第4位- PIAGGIO(ピアジオ) MP3 400FL(中古相場:40万円~)
さっそく大型バイクではない排気量のバイクが登場ですね笑。
サングラス+ジェットヘルメットでタンデムツーリングが似合いそうなお洒落な大人の一台です。イタリア本国ではスクーターが多く走っており、スクーターメーカーも豊富にあります。こちらに乗っているとそんなイタリアの”本場感”が出る気がして、個人的にはかなり気になる一台です。市場に出てくる玉数は極めて少ないので根気強く探す必要があるかもしれません。排気量を250cc落とした「MP3 250RL」であれば20万円前後から探せます。あまりにマイナーゆえ壊れたときの心配はありますが走行不能になる故障は少なめのようです。
ちなみに3輪ですがトライクではないので普通免許では運転できません。あしからず。(傾いて旋回するバイクは相応の2輪免許が必要です。)
第3位- Ducati ディアベル(中古相場:100万円~)
私個人的には、画像のように純正で「タンデムバックレスト」や「電源ソケット」がついたツーリング仕様の「ディアベル ストラーダ」が欲しいところです。ストラーダに限らずノーマルも人気がある車種なので中古相場は高止まりしていますが、新車で買うと300万円する車両なので今後もあまり値下がりしないんじゃないかなと思います。
日本で新車販売されているドゥカティの4分の1がこの「ディアベル」シリーズらしいので、イタ車の中でも人と被る可能性が高めの一台かもしれません。(それでも私は滅多に見かけせんが)
見た目に反して、取り回し・足つきは良い一台らしいので、予算に余裕があれば検討したい一台です。
第2位- Ducati ムルティストラーダ1000DS(中古相場:30万円~)
スポーツバイクを極めるDucati(ドゥカティ)においては、第3位のディアベルと同様に異彩を放つ1台です。
デザインが日本人にとっては(?)奇抜すぎて不人気のため、状態の良い車両が安く手に入る可能性が高いです。車高が高く足つき性が悪いのは見ての通りですが、一度乗り出してしまえばアップライトなポジションですので姿勢は楽そうですし、しっかりしたカウルがついているので防風も安心のツアラー仕様です。ロングツーリングも楽しく走れると思います。
車両によっては故障が多いことがあるみたいなので、車両選びは十分注意して選んだ方が良いかもしれません。購入する際は購入店舗で前オーナーさんの乗り方や整備状況の話とか、メンテナンス・修理した箇所の話など、納得いくまでいろいろと聞いて見ることをオススメします。
ちなみに、画像はブラックカラーの車両ですが「Ducati」のイメージカラーといえば”赤”なので、見栄っ張りな私は主張の強い赤色の車両の方が好みですが、同様に見栄っ張りの人が多いのか、中古車両の価格を見てみるとシルバーやブラックの車両の方が比較的お安く購入できる感じがします。
第1位- Moto Guzzi V7 Ⅱ ストーン(中古相場:50万円~)
空冷エンジンをのせたクラシックスタイルのバイクはやっぱり雰囲気が良いです。モトグッチのV7シリーズはどれも見た目は大して変わらないですが、購入するならABS、トラクションコントロール、6速ギアボックスが装備された「V7 Ⅱ」以降の車両がオススメです。
クラシカルでシンプルな見た目と、縦置きの空冷Vツインの鼓動感&低速トルクが”町乗り中心のタンデムツアラー”である私には非常に魅力的です。ちょっと近場に普段着で乗って行ってもカッコよく、シンプルなスタイルゆえにタンデムも含め仕様用途が幅広いのも良い点です。
特に個人的に気に入っているのが、駆動形式がチェーンではなく「シャフトドライブ」なこと。チェーン清掃しなくて良いバイクなんて想像するだけで幸せです。縦置きVツインエンジンかつシャフトドライブ駆動の関係で、「ジャイロ効果で右方向にハンドルが傾きやすいのが少し気になる」という口コミもありますが、これについては、かのBMWのバイクもそうですし、どんなバイクにも個性はあるので要は慣れればOK。(むしろ個性的なバイクの方がテンション上がる笑)
車両の構造としては誕生して50年以上経っている一台なので大きな故障は少ないみたいです。電装系が若干弱いのはイタリア車ならば”お約束”なので許してあげましょう。中古相場も比較的落ち着いていて、予算的にもお安く手に入る方だと思います。
今、間違いなく私が一番欲しいバイクです!
縦置きVツインめっちゃオシャレ!!
まとめ
ヨーロッパの輸入車はお洒落なスタイルのものが多く魅力的です。中でもイタリアのバイクは”お洒落さ”の面で一つ頭が抜けている気がします。
今回は中古車を中心にご紹介しましたが、カッコいい新車も次々と販売されています。今持っているバイクを下取りに出せば、新車でも自身で想定した購入価格圏内になるかも知れませんので、ぜひチェックしてみてください。
(私の学生時代からの相棒であるオンボロST250Eの下取り価格は全く期待できないのが泣き所です。オロロ…。)
他にも、質実剛健なBMWを擁するドイツや、歴史と進化の両面を合わせ持つTRIUMPH(トライアンフ)の母国イギリス、はたまた近年人気急上昇中のオフロードの雄であるKTMが生まれたオーストリアなどなど、イタ車以外にも魅力的な輸入車はたくさんあるので、輸入車選びは楽しくて仕方ないですね笑
今度ぜひ、他の国の”欲しいバイク”もご紹介できればなと思います。
ではでは。
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