趣味はバイク?
こんにちは、カドヤです。
突然ですが、私は自己紹介をする際、いつも趣味の欄に「趣味:バイク」と書いています。学生時代には、バイクに乗ってキャンプをしながら日本一周を旅した経験がある、バイクを愛してやまない1人です。
・・・でも、実は、最近あまりバイク乗っていません。
今所有しているバイクはスズキのST250Eという安価な250ccバイクなのですが、残念ながら1年間まるまる乗っていない状況です。最後に乗ったのは、昨年の夏に茨城県ひたちなか市まで嫁とタンデムツーリングしたのが最後だと思います。
乗らなくなってしまった理由はいろいろあって、やっぱり自動車の方が便利だとか、ST250Eの乗り味に飽きてしまったとか、ツーリング仲間が地方に転勤になったとか…
・・・そうですよね、ライダーの皆さん、すみません。すべて言い訳です(反省)
そして現在、このままの状況では今後「趣味:バイク」と自己紹介できなくなってしまう危機に陥っています!
「…おい、カドヤって無趣味のつまらないヤツらしいぜ」
「…あいつ、いつも”趣味:バイク”って嘘ついてるらしいぜ」
と、あらぬ噂がいつ立つとも分からない状況です!
そう!今こそ!私のバイクへの深い深い”愛”を取り戻すとき!
そんなわけで、駆け出しフリーライターの私は、フリーライターの収入だけで、「とりあえず大型バイクを買おう!」と決意した次第です。
※ちなみに、大型二輪免許は学生時代に取得済み
お金はない!見栄はある!
もちろん、始めたばかりのフリーライター活動です。いますぐ新車の大型バイクを買えるほど、フリーライターとしての儲けはございません。新車を目指していては、いつになるか分からない上に、気持ちがダレてくること間違いなし。
ここは中古車も辞さない覚悟で「安い大型バイク」を探します!
ただ探すとは言っても、やはりバイク乗りの哀しい習性(さが)が出てしまいます。
”やたら人と被る量産バイク”はできるだけ乗りたくないのです。
さらに!
甲斐性無しにも関わらず妻帯者であるカドヤが所有するバイクには、快適なタンデム機能が必須事項。タンデムシートがない、タンデムシートが小さい(固い)バイクは我が家では存在を許されることはありません。
よって私のターゲットは…
「タンデムできて、安くて、人ととあまり被らない、大型バイク(750cc以上希望)」
という、贅沢な条件で探しました。
カドヤの大型バイク候補【TOP10】
第10位:スズキ Bandit1200S (中古相場:20万〜60万)
スズキのハーフカウルの優等生「バンディット1200S」です。知り合いがこのバンディットのフルカウル.verである「バンディット1200F」に乗っていたので、フルカウルではなくハーフカウルのこちらをランクインしました。(知り合いと被るの、ダメ絶対)。大型ツアラーとして十分な性能がありますし、フルパニア化も容易ですし、タンデムシートも比較的広めなので快適そうです。ただ、新車販売価格が安いが故に、他人と被る可能性が高いことが欠点。そもそも、私は見た目がそんなに好みじゃないのでこの順位になりました。
第9位:BMW K100RS (中古相場:10万〜50万)
天下のBMWのKシリーズです。チューン駆動ではなくシャフトドライブを採用しているところが、チェーン清掃が嫌いな私には魅力的です。外見からして、”ザ・ツアラー”なのでタンデム性能は申し分ないはず。ただし、とても年季の入った一台なので故障した時の修理代の恐怖と、とにかく重い車重259kg(ガソリン満タン時)が不安要素です。直線が多くて角ばった感じのルックスが古いSF映画っぽくて個人的には好みです。
第8位:ヤマハ ドラックスター1100 (中古相場:20万〜65万)
免許取り立ての学生御用達(偏見?)ドラックスターシリーズです。少しやんちゃなイメージがありますが、カスタム次第では大人のアメリカンにできるかも?と考えています。大半の新車購入者が大小さまざまなカスタムをするので、中古相場は比較的お安めになっている傾向があるようです。私も買った瞬間にカスタムするタイプなのでその点はあまり気にならないです。タンデムはシーシーバー付ければ楽に乗って居られるはず。
第7位:スズキ RF900R (中古相場:25万〜35万)
スズキの逆輸入車です。超マイナーなのであまり走っているところは見たことがありません。見た目からして速そうですが、心なしか早く壊れそう…。タンデムシートは広めですし、フルパニア化はしづらそうですが、ツアラーとしては悪くないと思います。一応バーハンドルではありますが、どれくらい前傾姿勢になるかが心配です。見た目は個人的には悪くないと思います。
第6位:BMW F800S (中古相場:25万〜50万)
BMWの中でも「F800S」は異端児の風格が漂っています。ツアラーとSSの間のジャンルに位置する、なんとも曖昧なスタイルをした1台です。ベルトドライブなのでチェーン清掃はなくて済みそうですが、スーパースポーツ寄りのポジションなので少し乗車姿勢が辛そうです。ただし、お安く良い状態のBMWに乗れる一台ではあります。見た目もどこか小洒落た感じがします。
第5位:BMW R1100RT (中古相場:25万〜65万)
天下のBMWのRシリーズです。未来警察のような見た目がとても好みですが、とにかく重いので街中での取り回しが心配です。ただ、本当にタンデム&フルパニアが似合うカッコイイ一台だと思います。オーディオを搭載しているので音楽が楽しめるとのこと。中古車両として店頭に並ぶ件数は多くないようなので、良い状態の「R110RT」に出会えたら一考の価値はあるかもしれません。ドライブシャフト駆動も魅力的です。
第4位:ヤマハ FZ-1 (中古相場:30万〜75万)
大人気ツアラー「FZ-1 FAZER」の兄弟分です。私が学生だった頃、やたらとハーフカウルの「FZ-1 FAZER」に乗っている方は見かけましたが、ネイキッドの「FZ-1」はあまり見かけた記憶がありません。まだまだ部品供給もありますし、エンジン性能はスーパースポーツ譲りの超ハイスペックです。タンデムシートが薄いように感じるので、もしかしたらタンデムシートを交換するなど対策が必要かもしれません。
第3位:ヤマハ TDM900 (中古相場:20万〜60万)
ヨーロッパでは高く評価されている一方、ルックスが日本人ウケしていない「TDM900」です。オールマイティーツアラーのようですが、短足の私には足つきが心配です。それと口コミを見ていると「純正ライトが暗い」との口コミが多数あるので、ライトの交換が必要かもしれません。それと低速トルクが弱いというのも、タンデムツアラーの私には気になるところです。しかし、価格帯が安いことと、私個人的には見た目も可愛く見えるので、気になる1台です。
第2位:ホンダ XL1000V バラデロ (中古相場:25万〜65万)
口コミを見ているとよく出てくる言葉は「体力」。それを見て、体力がないと乗りこなせない一台なのかと思いきや、この大きさで林道に突っ込む強者(つわもの)たちが多いみたいです。高速ツアラーとしての性能は十分とのことなので、私の用途としては問題なし。国産のホンダさんのバイクなので、修理部品の供給も比較的安心できそうです。タンデムシートも厚そうなので乗り心地は良さそうですが、巨大な車体を私が取り回しできるのかが不安要素です。
第1位:DUCATI ムルティストラーダ1000DS (中古相場:30万〜50万)
このオシャレで独特なデザインは、イタリアのオシャレ野郎(褒め言葉です)にしかできないでしょう。DUCATIファンの間でも意見が分かれる一台です。乾式クラッチを採用しているので新車購入者(前オーナー)の乗り方によって消耗度合いが変わってくるのと、あまりに個性的な見た目ゆえに好みが両極端に分かれるため、中古価格はかなりお安めです。車名の1000の後ろに「S」が付いた「ムルティストラーダ1000S DS」という兄弟バイクが存在し、「1000DS」に比べ、前後のサスペンションにオーリンズ製サスペンションを使用しているなど「1000S DS」の方が豪華仕様モデルとなっていますが、中古相場に大差はないようです。タンデムは若干きつそうですが、セパレートのタンデムシートは比較的厚めにできているように見えるので、許容範囲内でしょう。ツアラーですのでフルパニア化してもカッコイイです。「とにかく壊れやすい」で有名なイタ車ですが、私の所有欲を存分にそそっています。
まとめ
調べる前から想像はしていましたが、安い大型バイクは不人気車が多いようです。
あまり周りと被りたくない上に、少し好みが捻くれている私には都合の良い状況です。
輸入車や逆輸入車は、整備と部品供給の面で大変ではありますが、その分一般の方からは敬遠されているので、逆に(何の?)狙い目だなと感じました。
今後も空いた時間に状態の良いバイクを探しながら、ライターのお仕事頑張ります!
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