「同じ趣味の人が良い」なんて無意味だと思う話



こんにちは、カドヤです。

いい歳になってくると、友達が結婚や出産などのおめでたいニュースが増えてきます。

でも、中には離婚だとか裁判だとか、私が若かりし頃は私の周辺では関係ない出来事だろうと思ってきた「ドラマの中だけで起こるような出来事」なんかも、たま〜に耳にするようになりました。

なんか複雑ですが、歳を感じますね~笑。

皆さんご心配なく!(誰も聞いてないか笑)

私の家庭は今のところ、夫婦仲は良い方です。喧嘩はしますが、二人の関係が破綻することはまずないと思います(たぶんね笑)

そんな私ですが、実は前々から気になっていたのですが、世間一般的に「趣味が一緒の人の方が良い男女関係、良い夫婦になる」と言われていますが、本当にそうなのかな?と疑問に思ってます。

異性のパートナーを探すにあたって、合コンだろうと、街コンだろうと、結婚相談所だろうと、”とりあえずは”といった感じで、まず趣味を聞かれたり話したりしますもんね。

それくらい色々な人が、男女関係を構築する上で大事に思っているのでしょう。

ここはあくまで私の意見ですが、考え方の一つとして、それとは違う考え方をしている人もいるってことを書こうかと。

彼女(彼氏)と「趣味が同じ」というメリット

1ー初対面から話が弾む

これは確かにそうだと思います。

ニッチな趣味であればあるほど、初対面であった人と同じ趣味の話ができるだけで、アドレナリン的なものがドバドバ出る感じがしますよね笑。

初対面なのに初めて会った感じがしないのも分かります。ものすごく嬉しいです。

2ー趣味を制限されない

趣味に生きている人間としては、これは非常に大事ですよね。

同じ趣味を持っている人間であれば、同じ方向を向いて趣味を楽しんでもらえます。

彼女(彼氏)が最大の趣味友(しゅみとも)になることもあるでしょう。

想定すべき「趣味が同じ」というデメリット

1ー「趣味はいずれ飽きる」ということ

趣味は残念ながら永遠ではありません。

時代、年齢、自身の生活環境によって左右されるものです。特に、お互いの趣味に対する”熱量”にズレが生じ始めると、いろいろとややこしくなってきます。

中でも「お金」と「時間」がかかる趣味は要注意です。

趣味から相手の気持ちが離れた時、相手から見てあなたの趣味は「浪費」にしか見えなくなる瞬間がいつか来る可能性があります。

2ー同じ趣味で対立することもある

何事も長く深く物事と向き合うと、人それぞれの考え方・個性が出てきます。

これは趣味も同様で、例えば、同じ野球好きでお互い巨人ファンだとしても、好きな選手は違いますし、同じ試合を観戦していても着目しているところが違います。

同じ趣味を持っていると勘違いしてしまいがちなのですが、同じ趣味だからといって、同じ方向を見ているとは限らないということを理解しておくべきでしょう。

あなたが好きな選手が最高の見せ場を迎えていても、あなたのパートナーは全く違うところに注目していて、あなたが感動した場面を見ていない可能性もままあります。それは趣味を嗜む上でのそれぞれの”個性”です。あとから「あの時の〇〇選手すごかったよな!」という話ができなくても、ガッカリしたり、イライラしたりせず、「仕方ない」と割り切りましょう。

また他の例でいうと、同じ旅行好きでも「何度もハワイ行きたい派」と「海外の同じ地は踏まない派」が存在しているのも同様ですね。

個人的には、深く深く趣味に興じている男女ほど、同じ趣味の中の”方向性”で対立する傾向があるように感じます。

これはお互いちょっとしたストレスになる場合があるので要注意です。

3ーブレーキがきかなくなる

最後は夫婦に限定したことですが、今の世の中、一般的な家庭が豊かな生活をするにはお金が沢山かかります。

結婚、出産、教育などなど、夫婦生活の中でまとまったお金が必要な場面を必ず迎えます。

その時に、趣味に投資するお金を我慢できるか。はたまた、趣味を制限して「貯金しよう」と二人で同じ方向を向けるかがとても大事な問題です。

人様から見て簡単なことに見えるこんなことが、同じ趣味を邁進している二人では、なかなか難しいものです。まさに”2人ともアクセル、ブレーキ不在状態”に陥る可能性があります。

また、足並みを揃えることも大事になってきます。

片方だけが貯金していて、もう片方は今まで通り散財しているとなっては、貯金している片方に不満が貯まるのは理解できますよね?

お互いが同じ趣味だと不満は尚更だと思いますよ。

趣味は「呆れてもらう」関係が一番良い

趣味はパートナーに「呆れてもらう」のが一番良いと個人的には思っています。

つまり、お互いがお互いの趣味を認めてある程度自由にやらせつつ、〆るところは〆るといった感じです。

これはなぜかというと、同じ趣味だと長い付き合いの中でどうしてもデメリットが強くなってしまう瞬間があるからです。これが出会ったときから異なる趣味を持った人間同士であれば、お互いの趣味については分からないことが多いので”良い意味”で理不尽にお互いを制限し、良い関係を保ちつつ、長く自身の趣味を楽しむことができます。

これは例えば、私はバイクが好きなので新しい大型バイクが欲しいのですが、私としては大型バイクの購入価格が100万円を超えるのなんて”いたって普通”だと思うのです。しかし、私の妻からすれば、月に片手で数えられるほどしか乗らない乗り物に、軽自動車が買えるほどの金額を出すのは理解できないはずです。

だからこそ、私はちゃんとお金や貯金のことを計画的に考えつつ大型バイク購入を検討します。

大抵の場合、誠意と熱意があればこの時点で”呆れて”くれます。

結果として、夫婦仲は良好のまま、妻の口から「しゃーない、バイク買って、どうぞ」と云った言葉が出るようになるのです。

まとめ

私がいろいろと手を出す趣味人間なので、私の人生経験をもとに書かせていただいたのですが、もちろん夫婦・男女の関係は千差万別です。

同じ趣味に没頭する関係だからといって必ずしも上手くいかないとは思いません。

ただし、「自分と同じ熱量を持った趣味人間同士の関係は”友人まで”にしとくのが良い」とは思います。

もし私が、妻と同じ趣味に没頭するなら「スポーツ系」なら上手くやれそうだなーと思いますね。それでも同じ熱量の入れ方で没頭してしまったら何かと喧嘩してしまいそうですが笑

今の段階の私の結論として言えるのは、お互いがお互いの趣味には”興味ほどほど”ぐらいがちょうど良く、パートナーに「好きだね~(失笑)」と言わせておく程度の関係が一番バランスが取りやすいと思いますよ。

ではでは。

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