【レビュー】流行りのサイクロン式ではなく紙パック式の掃除機を買った話【パナソニックMC-PK18G】



こんにちは、カドヤです。

今まで我が家で使っていた、嫁の嫁入り道具の一つであったDyson(ダイソン)の掃除機が壊れてしまったので、新しい掃除機を購入しました。

それが今回ご紹介する「Panasonic(パナソニック) MC-PK18G」という紙パック式(集塵式)掃除機です。

結論から言ってしまうと、この掃除機の使いごこちは「とても快適」です。狭い賃貸マンションの我が家にピッタリな一台でした。

今回は、この掃除機のオススメの点を解説したいと思います。

 

なぜ、サイクロン式ではなく紙パック式の掃除機を買ったのか?

 

いくつか理由があるのですが、まずは簡単に「サイクロン式」と「紙パック式」の特徴を解説いたします。

 

紙パック式掃除機の特徴

●紙パックにゴミを溜めて満タンになったら交換する(2〜3ヶ月に1回)

●吸引したゴミと排気が”同じ経路を通る”ため排気が気になる

●紙パックは使い捨てのためランニングコストがかかる

●ハイパワーのものが多い(400W〜600W)

●本体価格が安い

 

サイクロン式の特徴

●本体のカップの中にゴミを溜めて毎回捨てる

●吸引したゴミと排気が”違う経路を通る”ため排気がキレイ

●紙パックは必要ないのでランニングコストがかからない

●紙パックに比べパワーは控えめ(200W〜400W)

●本体価格が高い

 

主な特徴はこのような感じです。

ざっと見てもどちらが良いか分かりづらいので、1つずつ比べて解説していきたいと思います。

 

【ゴミを捨てる手間】 勝者:紙パック式

 

お掃除後に掃除機の中に溜まったゴミの捨てる手間を比べると、紙パック式は2ヶ月に一度紙パックを交換すれば良いのに対して、サイクロン式は毎回(もしくは2回に1回)はゴミを捨てる必要があります。

最近のサイクロン式の掃除機はゴミが捨てやすいよう改良がされているので手間は減ってきましたが、それでもやはり毎回捨てるのは手間です。

一方、紙パック式の掃除機では紙パック交換のサインランプが点灯するまでゴミ捨ての必要がありません。

我が家で掃除機を使うのは週に1回程度なので(基本はクイックルワイパー)おそらく3ヶ月〜半年ぐらいは紙パックの交換をしなくても良いんじゃないかと思ってます。

ズボラで面倒くさがりな我が家にとっては、大変ありがたいことです。

 

【排気のキレイさ】 勝者:サイクロン式

 

サイクロン式は吸引されたゴミと排気が掃除機内の別々の通路を通るので空気が比較的キレイと言われています。

また、排気フィルターを通って排気しているので細かなゴミも排気しません。

しかし、その排気フィルターも定期的に洗って溜まったゴミを落とさなければ故障の原因となってしまいます。

一方、紙パック式はゴミと排気が同じ経路を通って排気されます。

常にゴミを通過して空気が排気されるのでサイクロン式に比べ排気が気になると言われています。

ただ、私としては、サイクロン式の排気フィルターを毎回洗わない限り、排気フィルターにもゴミは溜まっているのであまり大差ない気がします。

排気フィルターを毎回洗うのは面倒なのでおそらくほとんどの人がやってないと思いますが、実際どうなんでしょうか?そもそも排気フィルターを洗わなくてはいけないっていうこと自体を知らない人も多そうです。

サイクロン掃除機をご使用中の皆様は、ぜひ、この機会に説明書を読み返してみてください。

フィルター洗浄の推奨頻度が記載されているはずです。

ちなみに、私はダイソンのフィルターを洗ったことはありません。

 

【ランニングコスト】 勝者:サイクロン式

 

言わずもがな、紙パック式は消耗品である紙パックを買わなくてはいけません(1枚あたり40〜200円程度)我が家ではパナソニック純正の紙パック(5枚入りセットで500円程度)を使用しているので、仮に2ヶ月に1回交換したとして年600円のランニングコストがかかります。

一方、サイクロン式は本体自体についているダストカップにゴミを溜めるため、消耗品はありません。

掃除機の寿命が一般的に6〜7年と言われているので、紙パック式掃除機が壊れるまでのランニングコストはおよそ2400円〜2800円程度だと見込まれます。

この後に解説する本体価格の話を含め、このランニングコストが安いか高いかは意見が分かれる点だと思います。

純正品の紙パックではなく安い汎用品の紙パックなどを使えばもっとランニングコストは安くなりますが、壊れやすくなるという意見もあるのでオススメはしません。

しかし、ランニングコストをできる限り安くしたいということであれば、1枚40円程度の汎用紙パックを使用すれば、紙パック式掃除機が壊れるまでのランニングコストはおよそ960円〜1000円程度に抑えることができます。

 

【吸引力】 勝者:紙パック式

 

吸引力(吸引仕事率)が高いのは紙パック式掃除機です。

ただし、ここの判断は難しい部分もあって、吸引するパワーの最大能力は確かにサイクロン式を上回っていますが、紙パックにゴミが溜まってくると吸引力が徐々に落ちていってしまいます。

なので紙パックを交換せずに繰り返し使用していると、毎回ゴミを捨てているサイクロン式よりも吸引力が弱くなってしまうこともあります。

一方で、サイクロン式もフィルターにゴミが溜まってくると吸引力が落ちるので、メンテナンスしなければ吸引力が落ちてしまうことに大きな差はありません。

以前、我が家で使っていたサイクロン式のダイソンの掃除機では、ゴミを毎回捨てるのが面倒で5回に一度程度しかゴミを捨てないでいたら、吸引力がものすごく弱くなってしまいました。

紙パック式では紙パックを掃除の度に毎回交換しない前提なので5回程度の掃除では吸引力がガクッと落ちてしまうことはありません。

 

【本体価格】 勝者:紙パック式

 

構造がシンプルで歴史も長い紙パック式の方が安く購入できる傾向にあります。

こればかりは選ぶ機種にもよりますが、傾向的に紙パック式よりもサイクロン式は高価な値段設定で販売されています。

上で説明したランニングコストと合わせて検討したいところです。

 

個人的には「紙パック式」が圧勝

 

いろいろな角度から比較してみて、共働きなので掃除頻度がそれほど多くなく、面倒くさがりな性格の我が家では「紙パック式」が圧勝しました。

掃除頻度が多くランニングコストが気になり、ゴミを毎回捨ててフィルターを定期的に洗う手間が気にならない方は「サイクロン式」を選択した方がいいかもしれません。

 

Panasonic MC-PK18Gの簡単レビュー

 

我が家に新たにやってきた紙パック式掃除機をご紹介します。

Panasonic MC-PK18Gです!

まずは簡単なスペックをご紹介します。

【スペック】

集じん方法:紙パック式
吸込仕事率:600W
本体質量:2.7kg
本体寸法(幅x高さx奥行):243x196x348 mm
ヘッド種類:モーター式(自走式)

特筆すべきはその”軽さ”と”ハイパワー”です。マンションで部屋がものすごく広いわけではない我が家にとって、持ち運び移動のしやすさは大事なポイントです。

この軽さなら私の嫁でも手で掃除機を持ちながら掃除することができます(もともと嫁は力強いので心配なんてしていませんが)

この取手も持ちやすいです。

モーター式(自走式)のヘッドのおかげで絨毯の上でも楽々掃除機が前に進みます。

ただし、唯一気に入らない点があります…

それは…

「ホースから先のデザインがダサい」

掃除機本体のカラーは「シャンパンゴールド」というなんともオシャレなカラーですし、本体にデザインされている「ダイヤモンドカット」も高級感があって悪くないと思います。

サイズもコンパクトで収納性も高いので、掃除機本体については大満足です。

ただし、ホースからヘッドにかけての部分、「なんで白色にしたんでしょう?」というのが個人的な感想です。せめて本体のチョコレートカラー部分と同じ色にしてくれたらもう少しダサくなかったかなと思う私でした。

 

まとめ

 

掃除機って滅多に買い換えないので、どれを購入したら良いか悩みますよね。

どの掃除機にも一長一短があるのを理解して、自分の生活スタイルにあった商品を選ぶのが一番だと思います。

最後に、自動車やバイクと同じで消耗品(エンジンオイルなど)をバンバン新しいものに交換した方が機械は長持ちするという個人的観点からも、私は「紙パック式」をオススメしたいと思います。

何ごとも構造がシンプルな方が壊れにくいですしね。

今回の記事が皆さんのお役に立てれば幸いです。

ではでは。

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